星を撒いた街
¥2,420
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市井の、私の、小さな世界を端正な文章で描き続けた作家、上林曉(かんばやし・あかつき)。
そのかなしくて、美しい小説世界。
既刊の撰集、文庫本に収録されていなかった作品のなかから、八編を精選。
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上林曉 (かんばやしあかつき)
一九〇二年、高知県生まれ。本名、徳廣巖城(とくひろいわき)。東京大学英文科卒。改造社の編集者を経て、作家の道に進む。精神を病んだ妻との日々を描いた『明月記』(一九四二)、『聖ヨハネ病院にて』(一九四六)、脳溢血によって半身不随となった後に発表した『白い屋形舟』(一九六三)、『ブロンズの首』(一九七三)など、長きにわたって優れた短編小説を書き続けた。八〇年没。
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著者 :上林曉
撰者 :山本善行
発行者 :島田潤一郎
装丁 :櫻井久
発行所 :株式会社 夏葉社
▷http://natsuhasha.com/