【サイン入り】 川内倫子写真集『やまなみ』
¥5,500
〈やまなみ工房〉に門はない
自由に開けられる扉からは
いつも誰かの笑い声が聞こえてくる
いのちといのちが出会う時、
〈自分が自分であるだけでいい〉場所に立ち現れる
ある〈可能性〉の物語
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写真家・川内倫子さんがアールブリュットの才能が集う場所として注目を集める、滋賀県の障害者福祉事業所〈やまなみ工房〉に通いつづけ、3年の歳月をかけて完成させた写真集です。
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この写真集『やまなみ』は〈やまなみ工房〉がどのような場所かを説明的に示すことを目指してはいません。
川内倫子さんというひとりの写真家の目を通して切りとられた工房の日常から、私たちひとりひとりが持っているはずの〈いのちの可能性〉について、感覚を開いてゆくきっかけになれば幸いです。
(信陽堂ウェブサイトより)
たくさんの想いの詰まった作品なので、ご購入される前に、ぜひこちらをご一読頂けたら嬉しいです。
▷https://shinyodo.net/diary/793/
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川内倫子
1972年、滋賀県生まれ。2002年に『うたたね』『花火』で第27回木村伊兵衛写真賞受賞。2009年に第25回ICPインフィニティ・アワード芸術部門を受賞するなど、国際的にも高い評価を受け、国内外で数多くの展覧会を行う。主な著作に『Illuminance』(2011年)、『あめつち』(2013年)、『Halo』(2017年)など。最新刊に写真集『Des oiseaux』『Illuminance: The Tenth Anniversary Edition』『やまなみ』(本書)がある。
▷http://rinkokawauchi.com/
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やまなみ工房
滋賀県甲賀市にあるアートセンター&福祉施設。1986年に開設された。陶芸や絵画、刺繍など、5つのグループに分かれて創作活動を精力的に行い、各々が素材や表現方法を選び、独自の表現を探っている。ファッションブランドとのコラボレーションなども行うほか、2018年には、やまなみ工房での創作活動に着目したドキュメンタリー映画『地蔵とリビドー』が全国各地で公開されるなど、多方面から注目を集めている。
▷http://a-yamanami.jp/
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写真・文:川内倫子
デザイン:須山悠里
翻訳 :マルティーナ・ディエゴ
校正 :猪熊良子
編集 :信陽堂編集室(丹治史彦+井上美佳)
▷https://shinyodo.net/
※カバーデザインは2種類あります。数に限りがございますので、どちらであるかは、届いてからのお楽しみ。