つち式 二〇二〇
¥1,430
2015年より、奈良県は大宇陀の里山暮らしを行う著者、東千茅さん。創刊号である『つち式 二〇一七』より約3年、その2作目となる『つち式 二〇二〇』が刊行されました。
前回から、大きさはA5サイズからB5サイズへと変わり、表紙も和の趣があるテイストから、カラフルでユーモア溢れる風采に。生きるとは何かという問いについて、牧歌的な里山暮らしではなく、その迫真性を追い求め、里山で生きることへの思考が描かれています。
前回では、「暮らしの記録が描かれた書物」的な側面が多く皆見えましたが、今作では「多様性のある書籍としての面白さ」へと幅が広がり、様々な読み方のできる一冊になっているように感じました。
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[目次]
巻頭宣言
栗から生えた枝垂れ桜
切り株に置かれたキウイ
鈍いカヤネズミ
無頭の怪物を育てる
草刈り、あるいは強権台頭の阻止
刈刃
アカハライモリの青い尾
赤い蛙と緑の蛙
白い薊と黒い蛇
二百年の里山
対談 現在の里山を作る
チャチャチャーチャ・ボーボボ!
ニクメスに乾杯!
運のいい桑
穴だらけの世界の穴だらけのわたしたち
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文章 :東 千茅
意匠 :西田 有輝
協力 :磯田 和秀
応援 :間宮 尊
発行 :里山制作団体つち式
▷https://tsuchishiki.com/
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本とコーヒーの温かなひと時をお過ごしください。